ちょっとだけ怖い話

A letter from Canada VOL.8

カナダ在住のマホさんという女性に時々ブログを送っていただいています。
現地のホットな情報をお楽しみ下さい。


日本では夏になるとテレビ等で怖い話をよく聞くけど、ここカナダではハロゥインが近くなるとそういった話を耳にする。もうハロゥインは終わってしまったけど、先日、友達とこんな話をしていた。

有名なお話は、バンクーバーダウンタウンにある有名なフェアマウントホテル・バンクーバー。このホテルでよく見かけられるのが赤いドレスを着た女性。

この女性は昔、このホテルに滞在していて、お気に入りの赤いドレスを着て外出したところ、事故にあって亡くなったという。その後、ホテルを予約した観光客がフロントデスクでの手続きを済ませ、部屋へ行った。ドアの鍵を開けたら、その赤い服を着た女性がその部屋に居たのを見て、部屋番号を間違えたと思って、フロントデスクへ戻った。ホテルのスタッフに確認したところ、観光客はそのスタッフから、その女性についての話を聞かされたとのことである。


非常に怖いと思った私。その話を友達から聞いてる時点で背中がゾクゾクして怖さを感じたけど、今、こうやって、みんなにちょっとお話しようと思って、ブログを書いてる最中も背中のゾクゾクが止まらない。


他にも、スパゲティレストランのトイレに男性が出るとか、あそこの道には以前電車にはねられた男性が現れるとか…。

こんな怖い話は、日本でしか耳にしないのかと思ったら、出てくる出てくる。これでもかっというほど。


私自身、怖い話なんてのは、絶対に無理な人間である。怖い映画なんて絶対に見れないし、日本でよくやる怪談等のテレビ番組も無理。


怖い映画といえば、日本映画のリングがちょっと有名らしい。というのも、私はもちろん、見たこともないし、話の内容なんて全然分らないし、知りたくもないんだけど(笑)、

時々こっちの人にその映画の話を聞かれたりすることがある。彼らにとっても、やっぱり非常に怖いらしい。


かと言って、こっちの人は怖い話に余裕なのかと思えばそんなことは全然ない。むしろ、私みたいに絶対にダメなんて友達が多い。そんな友達の中で、最近発見したちょっと面白いこと。


彼女は友達のフィルミングを時々手伝っていて、次のお話がホラーなんだそう。でも彼女はホラー映画とか怖くて見れないと。なのにホラーストーリーのフィルミングを手伝う彼女。矛盾してる〜って言ったら、もっと矛盾してること判明。何と、彼女は、最近、ホラーストーリーを作成中とのこと。

彼女は「私は出来上がっても絶対に見ないっ」と最後に付け加えた。。。