恋愛事情 その1

willenglish2010-11-21

A letter from Canada VOL.10

カナダ在住のマホさんという女性に時々ブログを送っていただいています。
現地のホットな情報をお楽しみ下さい。

みなさん、おひさしぶりです。ちょっとブログをアップする期間があいてしまいました。すみません。。。
先週はすばらしく良い天気でした。そして、すばらしく寒くもありました。


とっても天気がよかったので、ちょっと公園をぶらりと散歩していたら、こんな会話が聞こえてきた。
そこには子ども数人とその子ども達の親と思われる女性が2人。
ジェイミーの母親 「ジェイミーは、ガールフレンドができたのよ。ねぇ、ジェイミー?」
ジェイミー 「えへへへ・・・。」
マイクの母親 「あら、そうなの?それはいいわねぇ。うちの子は全然で・・・マイク、あなたガールフレンドはどうしたの?」
マイク 「おか〜さん!!それを言わないでくれよ〜・・・・。」


彼らの年齢は7〜8歳くらい。どうみても10才とかには見えない。けれども、ガールフレンドの話を親に話しているとは…!!
これもまた、カナダに来て驚いたことの一つである。

ここカナダでは、親も子どもも、年齢に関係なくガールフレンド、ボーイフレンドの話にとてもオープンである。親は子どもがどんな男の子・女の子と一緒にいるのか知りたいために、お家に遊びに連れてきなさいということもしばしばある。
そんな小さい頃から、彼らは恋愛について学んでいるのから、日本よりロマンチックなのかと1人で勝手に考えてしまう私。でも、確かに、彼らは何かしらを学んでいるような気がする。

というのも、先日、私の前を歩いていた小さい男の子が、デパートの玄関口のドアを開けて、私が入ってくるのを待っていてくれたのである。こういう光景(先にドアを開けた男性が女性のために、開けて待っててくれる)はよく見かけるが、小さい男の子がそんなことをしてくれるなんと思ってもみなかった私は、単純に感動。


また、知り合いの韓国人の男性がこんな話をしてきた。
最近、14歳の娘にボーイフレンドができたという。彼女は父親にその男の子のことを話した。その数日後、父親に彼女はこう言った。

「彼とは終わったの」との一言。
ビックリして言葉を発するのを忘れた父親に、追い討ちをかけた娘の一言が、
「今の彼はとても優しいの」とのこと。


そして、今は中国系の男の子と一緒にいることが多いらしく、
私たちの共通の知り合いである中国系の男性に「何とかしてくれ〜」などと言っていた。その男性と彼女のボーイフレンドは何の関係もないのに・・・。聞いていた私たちは、大爆笑していたが、本人は、いたって真剣だった。


ついには、彼は私に
「家に来て、娘と話をしてくれ…。お願いだ」
何を彼女と話してほしいのかわからないけど、年頃の娘を持つ父親としては、心配で心配でしょうがないらしい。