子どものお稽古事

A letter from Canada VOL.15

カナダ在住のマホさんという女性に時々ブログを送っていただいています。
現地のホットな情報をお楽しみ下さい。


ここバンクーバーは雨が続いている日々です。
最高気温が8度くらいで、以前より暖かくていいな〜なんて思っていると、
半そでにサンダルで歩く人をたまに見つけては、寒くないのかなぁ・・・なんて毎回、思ってしまいます。

さて、日本では受験シーズンに入り、塾と学校を往復している学生が目に浮かぶけど、
ここでは、そんな光景がない・・・。塾というものがないのである…!!

塾よりもチュータリングという1対1で教え、学習塾のように学校の授業にそった感じである。
もちろん、中には、大学入学に向け、学校の試験で良い成績を取るために家庭教師をつける学生もいる。
知り合いの子どもは中学生だけど、将来は医学系に進みたいらしく、家庭教師を付けていると言っていた。

学校が終わると子どもたちは外で遊ぶ光景しか見たことがない私は、平和でいいなぁ〜なんて単純に思ってしまったりする。

塾の他には、地域が主催しているようなホッケー、サッカー、野球クラブ等に通う男の子達。
男女問わず、空手(空手の道場をよくこちらでは見かけ、最初はかなり驚いた)に通う子どもたち。空手道着を着て親と一緒に歩いている姿もよく見かける。楽器を習う子、水泳に通う子、日本と同じように色んな習い事がある。

しかし、私の知っている子どもたちは、誰もお稽古事をしていないような気がする…。
みんな、友達と遊ぶことに夢中だったり、学校からのグループ課題に時間を費やしたりしているようだ。