『えっ! 筆記体はもう中学で習わないの?』     by Hiroko

willenglish2008-07-25



4−5年前まで中学生のクラスでは夏休み前後に筆記体の練習をしてもらっていましたが、
いつの間にか「先生がしてもしなくても良いとおっしゃっていました。」から更に「学校ではしていません。」になりました。
文科省の学習指導要領では「筆記体は必須でなくなった(指導してもしなくても良い)」
となりました。ゆとり教育のために優先順位が低くなったことも理由に挙げられます。

現実、ネイティブの講師達も活字体(ブロック体)で書くことがほとんど。
私が現実に筆記体を目にすることは、アメリカ人の友人(六十代)からの手紙。いつも
流れるような筆記体です。

ネットで調べますと、日本に筆記体教育が始まったのが明治初期。その頃イギリスで流行っていたのが筆記体だったそうです。
それ以降、日本の英語教育は筆記体にウェイトをおいていきました。
タイプライター・パソコン・新聞等の活字の影響で流れが活字体(ブロック体)になっていくのは仕方の無いことですね。